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HKS 製 GT III スポーツタービン & 車種別燃料強化キット


第1話 GT III スポーツタービン実測



今年の初夏のイベント で 「 タービン交換やるよ〜 」 って話をしてから随分経ってしまいましたね (^^ゞ
部品が揃うのを待っていたら秋になり、さらに t-get 社が混み合って順番待ちをしていたり。
気が付いたらもう 冬のイベント直前。。。
ようやく最近になって取り付けスタートしました!

「 待ちくたびれた〜 」 と声が聞こえてきそうなので、、、

↓ 今回は初っ端からいきなりパワー計測グラフ公開!


↑ フルノーマル時や純正タービン時との比較グラフです

最大出力 456.6 馬力、最大トルク 62.3 Kg/m !!

詳しい解説はまた後日まとめるとして、今回はザッと概要だけ m(__)m



さてさて、いい感じに結果が出たと思います (^-^)v
毎度お馴染み t-get 社の境さん による現車合わせセッティング。
パワーもトルクもフルノーマル時の約 1.5 倍!!

下からトルクがメチャあって、そのまま上までドカーンッと大パワー♪
トルクが結構太くなりましたよね。
サーキットでガンガン楽しめる仕上がりかと。
テクニカルなミニサーキットでも、直線の長い高速サーキットでも速そうです。
特筆すべきは、なんと言っても スーパーチャージャーが良い働きをしているところ でしょう。
GT III タービンの性能を上手く引き出していると思います。

通常、タービンが大きくなればブーストの立ち上がりが遅れて、純正タービンの時よりもグラフが右にずれるのが普通です。
スーパーチャージャー無しだと、平均値としてはピークパワーは 6700rpm 、ピークトルクは 4400rpm あたりかな。
なので大容量タービンだけでは上のグラフよりも全体的にもっと右寄りになる感じです。

しかし、スーパーチャージャー付きの場合は違います!
ブーストが立ち上がる低回転域は、スーパーチャージャーの領域です。
今回、スーパーチャージャーのセッティングは変更無し。
そのためスーパーチャージャーの領域である低回転域では今までとほぼ同じライン。
ただし、スーパーチャージャーから送られるブーストで、イン側からも回されて GT III タービンもブーストをかけます。
なので微妙だけど 2800rpm あたりから純正タービンよりもライン 1本分パワーもトルクも出ている感じかな。

3700rpm あたりから GT III タービンが本格的に働きだすようで、ここでバトンタッチしているのがよく判るグラフですね。
若干、バトンタッチ時に谷が出来てしまいましたが、このぐらいなら全然許容範囲です。

ちなみにこれ、全て純正キャタライザーでの計測です。
メタキャタを入れれば、記録はもっと伸びたかと。
排圧が減ってタービンがもっと良く回り、3700rpm あたりの谷も消せたかも?


計測時の主な仕様は、以下の通り。

エンジン : HKS 2.2 リッターキット + TOMEI パーツ
エアクリ : HKS レーシングサクション ( ダブルチャージャーキット付属品 )
マフラー : HKS スーパーターボマフラー ( 31029-AF011 2本出しタイプ )
タービン : HKS GT III スポーツタービンキット
キャタライザー : 純正
インタークーラー : 純正 GRB 用に交換
燃料系 : HKS 車種別燃料強化キット ( 強化ポンプ & インジェクター )
ECU : HKS F-con V-pro + フラッシュエディター
ブースト制御 : GReddy Profec + Profec MAP
現車合わせ : t-get ( ティーゲット ) 境氏セッティング
その他 : IMPREZA-NET ダブルチャージャーキット


このお話しの続きはこちら

備考

関連ページ : 
t-get ( ティーゲット )
HKS 製 GT III スポーツタービンキット
HKS 製 車種別燃料強化キット WRX STI

記事掲載日 : 2022/11/22